高円寺レコード スタッフBLOG

書いている人

店長:瀬沼

店長:瀬沼

別名:セニョール瀬沼。
ビートルズの産湯につかり
YMOの形態模写をしながら育つ。
趣味はレコ屋めぐり。
好きな酒は「八海山」。
憧れの人物はルイズルイス加部。

ケータイで見る(簡易版)

QRコード

Twitterやってます!

Twitter

新星堂情報をいち早くキャッチできます!フォローよろしくおねがします!

「新星堂ニュース」
セール・店舗情報、オリジナル特典などの更新情報
「新星堂☆BLOG」
ジャンルごとのブログの更新情報
「新星堂書店」NEW!!
書籍店舗からのリアルタイムニュース!
「新星堂ショッピングサイト」NEW!!
新星堂ショッピングサイト/POCKET SHINSEIDOからのリアルタイムニュース!

Twitter(ついったー)ってなに?

« そのとき ニール・ヤング 22歳・・・ ソロ最初期のライブが出ます! | メイン | デイヴ平尾さん どうぞ安らかに »

晩秋に聴くグループ・サウンズ ラスト・シングルあれこれ

[ よもやまばなし ]

2008年11月06日

すっかり肌寒くなって参りました。

こんな季節の夕暮れどき
センチな気分で聴くのは
いろんなグループサウンズのラスト・シングル。

多くのグループがブームの衰退に伴い
1970年の秋頃にはラスト・シングルを発表、
翌71年に解散を迎えています。

晩秋の黄昏はそのままGSの黄昏でもあったのです。

王者・タイガースは『誓いの明日/出発のほか何がある』
という前向きなメッセージを両面に込めた曲をリリース。
しかしジャケットは薄暗い(夕暮れ?夜明け前?)駅のホームで
「出発」を待つ5人。やはり寂しさは隠せません。
翌71年1月のラスト・コンサートにおける涙・涙の模様は
ジュリーの大変礼儀正しいMCもそのままに
アルバム⇒CD化されております。

松崎由冶さんという傑出したソングライターを
リーダーに持つテンプターズからは
松崎さん渾身のラスト・メッセージ『若者よ愛を忘れるな』
「作曲の際は田圃のなかで泣きながら作る」
という伝説を持つ松崎さんらしく、
途中『ふるさと』の一節を挟みながら、
ショーケンとはまた違った魅力に溢れる
熱唱を聴かせてくれます。

セブンスの入らないマイナー進行は嫌い、という
ムッシュのセンス際立つスパイダースは、
湿っぽさとは無縁の、ほとんどコミックソングというか
ジャン&ディーンの替え歌というか、
人を喰った『エレクトリックおばあちゃん』を発表。
さらに制作途中のまま未発表に終わったそうですが、
『オメデトウゴザイマス』という解散記念シングルを出す予定だったとか。
スジガネ入りであります。
ラストアルバム「ロックンロール・ルネッサンス」では一瞬
激渋ニュー・ロック化を見せておりましたが
やはりメンバーそれぞれのソロ活動の方に重心が移っていきました。

しかしなんと云っても、数あるGSラスト・シングルで
ワタクシ、ノックダウンさせられたのはオックス。

浪花のブライアン・ジョーンズ(?)赤松愛さんが
「ジョン・レノンの弟子になる」との理由で脱退した
以降のシングルは、そのタイトルを順に並べていくだけで悶絶必至。

『ロザリオは永遠に』 (敬虔&純真ですね・・・)

『神にそむいて』 (えっ、前言撤回?)

『許してくれ』 (いや、謝られても・・・)

『僕をあげます』 (別にそこまで云うてへんがな・・・)

そしてラストシングルもうどうにもならない』  (・・・・・)

ヴァースでは暗くボソボソとメンバーのユニゾンによる歌唱が続き
サビで野口ヒデトさんがハスキーに絶唱、キメの
「もう、どぉ~お~にも、なっらぁ~なぁ~あいぃ~♪」の最後、
意識が遠のくように「いぃぃぃ・・・・Ah・・・」と、
声が擦れていくのが堪りません。
最後の台詞「さよなら・・・」の言い方も絶妙すぎます。

退廃や倒錯、とまでは云わずとも、
イケナくも甘いフィーリングをファンと意識的に共有し
 「共犯関係」を作りあげ、しかも商業的に成功したグループは
彼等が初めてだったのではないでしょうか。
もちろんそこには制作スタッフの思惑もあったのでしょうが、
その思惑を200%超え、前人未踏のなんだかスゴイことに
なっているバンドの技量は驚嘆に値します。

彼等の解散は71年5月、派手な解散コンサートは止して
自らの出発点、ジャズ喫茶での解散を決定、
3日間連続15ステージが最後でした。
・・・って一日5ステージっすか?!!!

【コメント・トラックバックの際のご注意 】

  • 投稿されたコメント、トラックバックは、管理者の承認後に掲載されるため、掲載までに時間がかかります。
  • 当記事へのリンク記述のないブログからのトラックバックは受け付けしておりません。(トラックバック・スパム対処のため)
  • コメント、トラックバックの内容に以下のものが含まれる場合は承認いたしかねますため、削除させていただきます。
    1. 当記事の内容に関連のないもの
    2. 作品に関する過度な情報
    3. 中傷などによる名誉毀損、宣伝行為、法令違反、営業妨害、その他迷惑行為など公序良俗に反するもの
    4. 他、当社が不適当と判断したもの
  • 掲載されたコメントやトラックバックによりトラブル、訴訟等が発生した場合、当社は一切責任を負いません。
  • メンテナンス等の理由により、掲載されたコメント、トラックバックについて、修正、削除をすることがあります。

« そのとき ニール・ヤング 22歳・・・ ソロ最初期のライブが出ます! | メイン | デイヴ平尾さん どうぞ安らかに »

カレンダー

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

«  2010年02月

タグクラウド

アーカイブ